仕立てよすぎ
テレビも電話もコンピューターもなかった頃は、
ヒマがヒマとして認識されていたよね。
罪悪感を持っちゃうくらいヒマだったもの。
にぎやかな街に出て、なにが買えるわけでもないのに、
ぶらぶら歩いているだけで、それはひまつぶしになったよ。
で、「おれはヒマだなぁ」と分かってしまったんだよね。
ヒマな若いもんと、ヒマな若いもんが会って、
いっしょにいると、たがいが玩具になって、
楽しめたりするんだよね。
で、別れるとまた一人になっちゃって、
「自分には、なにもすることがない」と気付いてしまって、
なんとも言えないさみしさが押し寄せてくるわけよ。
でも、いまだと、その「おれはヒマだ~」と、
認識するチャンス(だかピンチだか)がないよね。
ずっと一日中、なにかしら時間をつぶせる情報があるもの。
部屋に引きこもってるとか、
外に出ているとかと関係なしに、
「なんだかオレって忙しい」って、思いこめちゃうよな。
極端に言えばさ、ひっきりなしに
「国際問題」だの「由々しきことども」なんかについて、
インターネットで調べたり、意見を交換していたら、
維新の志士みたいな高揚した気分で、
毎日が送れるかもしれないわけだよね。
これは、すごいことだと思うんだ‥‥。
ヒマがヒマとして認識されていたよね。
罪悪感を持っちゃうくらいヒマだったもの。
にぎやかな街に出て、なにが買えるわけでもないのに、
ぶらぶら歩いているだけで、それはひまつぶしになったよ。
で、「おれはヒマだなぁ」と分かってしまったんだよね。
ヒマな若いもんと、ヒマな若いもんが会って、
いっしょにいると、たがいが玩具になって、
楽しめたりするんだよね。
で、別れるとまた一人になっちゃって、
「自分には、なにもすることがない」と気付いてしまって、
なんとも言えないさみしさが押し寄せてくるわけよ。
認識するチャンス(だかピンチだか)がないよね。
ずっと一日中、なにかしら時間をつぶせる情報があるもの。
部屋に引きこもってるとか、
外に出ているとかと関係なしに、
「なんだかオレって忙しい」って、思いこめちゃうよな。
極端に言えばさ、ひっきりなしに
「国際問題」だの「由々しきことども」なんかについて、
インターネットで調べたり、意見を交換していたら、
維新の志士みたいな高揚した気分で、
毎日が送れるかもしれないわけだよね。
これは、すごいことだと思うんだ‥‥。
2007-07-30 (via gkojay) (via fialux) (via vmconverter) (via mnky) (via appbank) (via nasrapracter) (via takojima) (via totoroz)
暇
その会社は、お茶汲みで倒産しかけたのだという。
なんでも、その会社は原因不明の業績悪化にあえいでいたんだそうだ。いろんなところをチェックしてみても、どうしても悪影響を及ぼすような原因が見付からない。どうしたものかと途方に暮れていたらしい。
そんなとき、その業績悪化が始まる直前に寿退社したOLがいることに気付いた。そのOLはお茶汲みくらいしかしてなくて、抜けたくらいで経営に打撃が与えられるとも思えない。しかし他に原因らしい原因も見当たらないし……ということで、経営陣はこのOLさんのところを訪れて、とにかく話を聞いてみることにした。
元OLさんは「たいしたことはしておりませんでしたが……」と遠慮がちに自分のやっていた仕事を語りはじめた。
まず茶葉を仕入れて来ると、それを一度全部あけて、葉と茎に分別する。誰よりも早く会社に着き、全員の机をきれいに拭く。
そして出社して来る社員たちの顔見ながら、一人一人にお茶を淹れる。
このとき、少し元気が無さそうな人を見付けたら、前もって分別しておいた茎をお茶にちょこんと立ててやるのだそうだ。そう、茶柱を立てておくのである。
「私のやっていたことはそれだけです」
2008-09-17 (via gkojay) (via takaakik) (via mitaimon) (via kuruyoku) (via totoroz)
お茶汲み
部屋に8匹の猿を入れます。部屋の中央にははしごが設置されています。そのはしごに登ると天井から吊るされたバナナを取れるようになっています。
猿がはしごを登ろうとすると、全ての猿に氷水が降り注ぎます。しばらくすると、猿達は氷水をかけられたくないので、はしごを登る猿を攻撃するようになります。その後、どの猿もはしごを登ろうとしなくなります。
元々いた8匹のうちの一匹を新しい猿に置き換えます。新しく来た猿は、はしごとバナナを見ます。何故、他の猿達がバナナを取りにいかないのかと不思議に思いつつも、新参者の猿はハシゴを登ろうとします。すると、他の猿達はその新参者の猿をフルボッコにします。新参者の猿は何故ボコボコにされたのかはわかりませんが、梯子を登ろうとするのをあきらめます。
元々いた8匹のうち、さらにもう一匹を新しい猿に置き換えます。新参者の猿はハシゴを登ろうとしてボコボコにされます。以前ボコボコにされた新参者だった猿も他の皆がやっているため、今回の猿をボコボコにする行為に加担します。しかし、何故はしごに登ろうとする猿を攻撃しなくてはならないのかは全くわかっていません。
元々いた8匹の猿を一匹ずつ置き換えます。元々いた全ての猿は部屋にいなくなっています。今、部屋に居る猿は氷水を浴びせられたことがありません。また、はしごに登ろうとする猿もいません。全ての猿は、はしごに登ろうとする猿を狂ったようにボコボコにします。しかし、何故そうしているのかは誰も見当がつきません。
そして、企業文化(企業規則、方針)もこのようにして決まっていくのです。
企業文化